小さい会社で働いているくろぶちです。
社長をはじめ14名います。
私は30代半ばですが、入社歴でいうと中堅です。
ですが、年齢で言ったら一番下です。
まぁ正直ツラいですわ。
だって年上に教えるんですから。
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部下や後輩に仕事を教える時の心構え
私が以前勤めていた職場でよく言われたのが、
「人を育てるということは、まず自分が育つ努力をしなければならない」
と言われました。
人に物事を教える時、ついつい自分の目線で教えてしまいますよね。
「こうやってやればいいんだ」
「それは違うって」
とか。
それで、相手が分かればいいんですが、大抵の場合は理解してもらえないんですよね。
だって、教えている人が相手の立場になって考えて教えていませんから。
あなたが新人の時どうでしたか?
丁寧に教えてもらいましたか?
私はいくつか職を変えましたが、あまり丁寧に教えてもらえませんでした。
そいうこともあり、私は人に教える時、相手に逐一(ちくいち)
「分からないところありますか?」
(現在の会社では後輩がみんな年上なんで、こういう聞き方になります。)
と聞きます。
確かに
そこまでやらなくてもいいんじゃないの
っていう人もいるかもしれません。
ただね、人を育てることをいい加減にやったら、そのあとの仕事もいい加減になってしまいます。
それに、サラリーマンだと意識しないのですが、もしあなたが経営者だったらどうしますか?
いい加減に教えますか。
会社を大きくしよう
利益をあげよう
と思ったら人材育成に力を入れますよ。
まぁ会社が大きくなるのはどうでもいいとして、利益があがったら給料やボーナスは出るんじゃないかなって思います。
まともな経営者の会社でしたら・・・。
確かに人材育成は難しいですよ。
手取り足取り教えても分かってもらえない時もあります。
そこでですよ!
なんでわからないの(怒)
じゃなくて
なんでわからないのかな~って教えている人がまず考えるんです。
そうすると、
じゃあこんな方法だったらわかるかな
ってなるんですよ。
これが、
人を育てるということは、まず自分が育つ努力をしなければならない
ということです。
そのうえ、自分も人として大きく成長できます。
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山本五十六の名言
山本五十六(やまもといそろく)は日本軍軍人であり、数々の名言を残しています。
その中の一つに、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
聞いたことがあるかもしれませんね。
山本五十六は軍人であり、人を育てるプロだったみたいです。
ですから、このような言葉が出るんでしょうね。
やってみせて
そうです。新人は右も左も分からないんだから、まずお手本として行動を見せないと。
言って聞かせて
次に言葉に出して説明ですよ。
させてみせ
そしたら新人にやらせるんですよ。
ほめてやらねば
多少違っても褒めるんですよ。
「そうそう、そんな感じ。そんな感じでやればいいよ。」
ってね。
人は動かじ
人間はなんだかんだ褒めて欲しいんです。
褒められたら嬉しくなりますよ。
人間は理論で動くんではなく感情で動く生き物ですからね。
最後に
今回は、私が職場で言われた言葉と偉人の名言を使わせていただきました。
部下や後輩を育てることもそうだし、お子さんがいる人でしたら、「子育て」という言葉があるぐらい、育てるということに関しては日々勉強していると思います。
人を育てるということは一朝一夕には行きませんので、慌てずしかし、しっかりと伝えなきゃいけないことは伝えていきましょう。
1人でも参考になれば幸い。
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