将来仕事に不安を覚えた事とやりたいことが合致したので宅建士の取得を目指しました。≫ 仕事に不安を覚えた事とやりたいことが合致したので宅建士の取得を目指した
ですがネットで調べると合格するのに300時間ぐらいの勉強時間が必要だとあります。私はそこまで頭がよくないので人の倍以上の時間が必要です。
ちなみに私の学力は偏差値44です。というか偏差値の意味がいまだによくわかっていません。模試ってなに?おいしいの?ってぐらい知らないです。偏差値44というのは母校の偏差値を調べたら44だったわけです。ついでに宅建試験の偏差値をみたら55~57ぐらいでした。
それで仕事や家事育児であまり時間が取れないので効率よく勉強する必要があります。なのでまずはそこから計画を立てて行きました。またここからは2023年の宅建試験の経験も踏まえてお伝えします。
独学で宅建を勉強する時に何がしんどいかって「わからないことを質問して聞きたい」のにそれができないこと。特に【権利関係】は本当に分からなかった。今でもわからないところが多い。
そして2023年受験してみてわかったことですが「宅建業法」「法令上の制限」「税その他」は9割取れて当然にする。この【権利関係】が今後合否に大きく左右されます。
だからわからないことがあったらネットやSNS、YouTubeで調べるけど、それでもわからない時がある。あと調べる時間に多くの時間を取られることもしょっちゅうあった。
なので効率よく、その上『質問』できる環境で勉強したい方はオンライン講座をおすすめします。
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勉強の進め方
まずは勉強時間。300時間必要ということですが、私の場合は600時間必要だと判断。宅建試験を受けようと思ったのが2月の上旬。試験は10月の中旬。なので勉強期間は10カ月。
勉強期間は10カ月(300日)で600時間
1日2時間勉強すればよいのですが平日仕事柄勉強できない日があるので土日で勉強時間を増やす。なので平日は1日1時間、土日は3時間半すれば帳尻が合う。ですがあくまでも目安。
さらに大きく期間を区切ることにも意識しました。
ただ実際には権利関係でつまづき仕上げの時間が減ってしまいました。
次に宅建試験の勉強内容としては4項目あります。
以上を効率よく勉強する必要があるのですが勉強する順番が大事です。試験では上記の項目の順番で出題されます。だからと言って素直に順番通り勉強をしたらほとんどの方が最初の権利関係(民法)で心を折らされるのは間違いありません。
勉強する順番は以下の通りです。
そして今回2023年の宅建試験に合格して分かったことですが、「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」は満点、最低でも9割を取らないと合格は難しいです。
そして「権利関係(民法)」を半分の7問を取ることで合格できます。
あわせて39点。この39点がとても重要。宅建試験は相対評価という評価方法を採用しています。つまり点数ではなく上位15%~17%台までに入れば合格です。ある年は32点で合格の年がありました。ですが過去38点を取らなかったら合格できなかった年があります。また今回試験終了後にはこんな意見が多かったです。
今回の合格ラインは37点or38点かな
実際に多くの宅建予備校等は37点±1点(36点~38点)と予想していました。予想一番人気は37点。私は今回36点でしたので試験直後から合格発表の1ヵ月ちょっとの期間、毎日のようにエゴサーチをしていました。本当にモヤモヤした期間です。ですから39点というのはとても重要な点数です。
ボーダーラインにいると合格発表までストレスがハンパない
勉強教材はテキストとYouTubeとアプリ
私が利用したテキストはこちらです。
私の勉強方法は一度基本テキストに全て目を通して過去問題集に取り組んだのですが、時間の使い方が少しもったいなかったような気がします。
基本テキストのコースを1つ読み終わり次第過去問題集の同じコースを勉強した方が効率よくできたのではないかと思いました。
結局基本テキストを最初にすべて目を通しても読み終わる頃には最初の方を忘れてしまうからです。
テキスト、過去問題集はコースごとにやった方がよい
・例)基本テキスト第1コースを読み終わり次第過去問題集第1コースを勉強する
ただ、この「宅建士合格トリセツ基本テキスト」は重要なことしか書かれていなく細かいことは省かれています。実際の試験は細かいところまで出題されるので「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」だけでは正直物足りなく感じました。
なぜそんなことが分かったのかというと過去問題集を解いていたとき基本テキストには書かれていない部分が多数出題されていたからです。
また微妙に似た言葉がありテキストだけでは理解することができないこともありました。
例えば、「特別用途地区」と「特定用途制限地域」の違い
テキストを何回読んでも理解できない。それを理解するためにYouTubeを活用することでクリアしました。こちらの「棚田行政書士の不動産大学」は本当にわかりやすく宅建合格の要因の1つでもあります。
合格の要因としてはアプリの使用も大きいです。テキストや問題集は座ってやるため時間を確保しなければなりません。その点アプリだと隙間時間にできるので大変役に立ちました。
私の使用したアプリはこちらです。
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練習問題の解き方
具体的な勉強方法として練習問題の解き方が重要になってきます。試験はマークシートで4肢択1方式で4つの選択肢から1つの答えを導き出します。
そのためその選択肢が正しいのか間違っているのかを理解しなければなりません。そこで練習問題では正しい選択肢を選ぶだけではなく、間違っている選択肢に対して「何が間違っているのか」をその場で答えられるぐらいまで勉強をすることで本番に強くなります。
上の画像では「正しいものはどれか」と問われいます。なので間違えが3つあるわけです。もう一度言いますが、練習問題では正解を当てるだけではなく誤っている選択に対して何が間違っているのかも考えることでより深く学ぶことができます。
隙間時間ではアプリを使用しましたが、私の場合本当に5分とか10分の隙間時間にアプリを用いて勉強をしました。もちろん5分だけだと2問~3問しか解けませんが、積み重ねていくうちに5分だけでも10問ぐらい解けるようになります。
なので最初は5分で2問~3問しか解けなくても大丈夫です。とにかく積み重ねと継続することが大事です。もちろんトリセツシリーズにも一問一答のアプリはありますが、トリセツは過去何度も出た重要な問題が中心であり、私がさきほど紹介したアプリは過去10年の問題が出題されるのでちょっと傾向が違います。ですから私はトリセツの問題集では重要なポイントを学び、アプリで過去問を解くことにより広く深く学べると思い利用しました。
勉強する順番を先ほど紹介した通りです。
さらに「宅建業法」の勉強が終わり「法令上の制限」の勉強に入るのですが、「法令上の制限」だけを勉強するのではなく、「宅建業法」を忘れないように5分~10分勉強してから「法令上の制限」の勉強をするようにしました。
同じように「税・その他」の勉強に突入しても、「宅建業法・法令上の制限」をそれぞれ5分~10分勉強してから「税・その他」の勉強をしていました。
各項目に関してですが、「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」でわからないことがあったら先ほど紹介した『棚田行政書士の不動産大学』を活用してください。ほとんどのことは解決します。
権利関係(民法)に関しては取り組む前にこちらのYouTube『動画で民法がわかーる。』を数本見てから取り掛かってください。(「人気の動画」あるいは「民法を動画で誰でもわかるように解説!」の数本)
権利関係に対してグンとハードルが下がり勉強することに対して心が折れなくなります。ただ行政書士を目指す方に解説しているので宅建試験に出てこない細かいことまで動画があるのですべて見る必要はありません。とにかく最初の数本を見て、あとはわからないことがあったらその都度それに関する動画を見る感じでよいです。
「意外と権利関係(民法)もサクッといけるんじゃねー」と思えればこっちのもんです。
残り2か月で追い込み
8月下旬になり少し焦ってきました。権利関係が思った以上につまづいて終わっていなかったからです。(先ほど紹介したやり方でやればここまで躓かなかったと思います)だけど権利関係を含めて仕上げに取り掛からないと不安で仕方がありませんでした。
なのでトリセツシリーズ以外の問題集を購入して問題慣れをした方が良いのかと迷ったのですが、不動産大学で「いくつも問題集を買う必要はない。今持っている問題集を完璧にすることが大事だ」と仰っていたので追加購入はやめました。またネットでも「東大生など頭のいい人は一つの問題集を完璧にやりこなす」とあったので私も今持っている問題集を完璧にやりこなすことにしました。
もうここからはやるしかありません。妻や子どもたちにも迷惑をかけることになりましたが、夜勤がない夜は耳にイヤホンをして完全に自分の世界に入り問題集をやりまくりました。
上の表を作成する。
そうやっていくうちに自分の苦手な分野が分かってきます。これが後々大きく役立ちました。
ちなみにこの時は眠かろうが吐き気がしようが家族に迷惑をかけているので意地でも1発合格を目指して勉強に打ち込んでいました。
心が折れそうになったり難しくて諦めかけたときもありました。でも家族に迷惑をかけているので覚悟を決めてひたすら前に進むしかありません。そう覚悟が必要です!
また問題集というのは結局過去に出てきた問題なので何回も解いているうちに自然と問題文と答えを暗記してしまっています。そこで直前に予想模試問題を利用することで初見の問題に対して対策できるようにしておかなければなりません。
上記の予想模試を解いてみましたが初見の問題っていうのはドキッとしますし動揺します。ただ初見の問題に慣れることで本番は落ち着いて取り組めることができました。またほかには時間配分や自分の弱点などを見つけることができます。
試験直前(3日前)と試験当日
試験3日前になると時間が限られてくるのでやらなきゃいけないことを優先しなければなりません。そこでさきほど使用した表を見て「苦手な分野」「何度やっても間違えている問題」を中心的に勉強をしました。やったことはもうこれだけです。
試験当日は午後から試験でしたので午前中2時間程度勉強してやめました。本番前に疲れても仕方がありませんし。そういう気持ちもあったので試験会場でもほぼ勉強をしていません。まぁ15分ぐらい問題集の重要ポイントを確認しましたが。
私が試験会場で主にやったことはいかに心身ともにリラックスするか。これをずっと意識ていました。そのため会場にいる人数を数えたり、天井の電気を数えたり、床の模様をじっくり見たりと。
もちろん勉強するのは大事だと思います。直前に見てた問題がたまたま試験に出ることだってある。でも逆に試験直前に「この場合どっちだけ」と不安になり焦って心が乱れることもある。私は後者がいやなのであまり見ないようにしています。
それに学生だったとき親が言っていた言葉残っていて、それは
試験前に神頼みで「試験当日は十二分に発揮できるようお願いします」という自分の力以上を求めるのは筋違いだ。だったら「今までやったきたことを普段通り発揮できるようお願いします」というのが本来のお願いの仕方とは思わないか。また言うことで(普段通りに発揮できるよう)自分がそのように行動をするだろ。
と言われたことがどうしても脳裏に残っていて。だから試験会場でも普段通りにすることが大事なんだという意識がとても強くあります。
さて試験が始まったら次の順番で解いていきましょう。
こうすることによってテンポよく進められます。そして2つ気を付けたことがあります。それは、
ということです。
『ワンブースト』とは問題の選択肢の最初に答えがあった場合その時点で次に問題にいってしまうというやり方です。これによって時間短縮ができ見直しの時間が増えるメリットがあります。実際に私もこのやり方をやったおかげで見直す時間を作れました。棚田行政書士の不動産大学 ≫ ワンブースト
次にわからない(難しい)問題は飛ばすわけですが、結局は分からない問題というのは大半の方が分かっていない可能性があります。前に述べたのですが宅建試験は相対評価です。何点以上とれば確実に合格と言わけではないので、分からない問題があったらたぶんそれは多くの方が1点落とすことになるのでそこまで重要ではないんです。見直す時間があったらそこでじっくり考えましょう。
では何が重要になってくるのかというと皆が分かるであろう基礎的な問題は絶対に落としてはいけないということです。トリセツ問題集で言うなら「重要度A」という問題です。
こういう問題を落とすと確実に合格は遠のくで重点的に勉強することをおすすめします。
宅建試験を受けてみての感想
今回10カ月という期間の中で勉強をしてきましたが、やはり仕事や育児家事の中でやりくりするのはとても大変でした。それこそ何かを犠牲にしなきゃ時間を作れない。そう考えたら家族の理解と協力がなければ到底達成できなかったと思います。本当に家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
実は不動産従事者でない私は宅建試験に合格したからといって宅建士になれるわけではありません。これから宅建実務講習というのを受けなければ宅建士を名乗れないのでもうしばらく家族にはご迷惑をかけることになります…。
今後は自分のやりたいことに向かってコツコツと行動していきます。≫ 仕事に不安を覚えた事とやりたいことが合致したので宅建士の取得を目指した
ということで今回は「どのように勉強をして偏差値44の私が1発で宅建試験に合格したのか」をお伝えしました。
独学で宅建を勉強する時に何がしんどいかって「わからないことを質問して聞きたい」のにそれができないこと。特に【権利関係】は本当に分からなかった。今でもわからないところが多い。
そして2023年受験してみてわかったことですが「宅建業法」「法令上の制限」「税その他」は9割取れて当然にする。この【権利関係】が今後合否に大きく左右されます。
だからわからないことがあったらネットやSNS、YouTubeで調べるけど、それでもわからない時がある。あと調べる時間に多くの時間を取られることもしょっちゅうあった。
なので効率よく、その上『質問』できる環境で勉強したい方はオンライン講座をおすすめします。
【早期特典+学習経験者30%OFF】
2023年12/31(日)23:59まで
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