海外旅行傷害保険って保険会社が扱うほかに「クレジットカード」に付帯しているんですね。今まで海外旅行に行ったことないし、「俺なんかが海外旅行に行ってもなぁ・・・」みたいなところがあって気にもしなかった。
だけど今回、海外旅行の実現に向けて少しでも知っておいた方がいいと思って調べてみました。
クレジットカード付帯の海外旅行保険補償
現在私が持っているクレジットカードで海外旅行保険の補償内容を調べてみたいと思います。私が主に使っているカードは3つ。
この3つを比較したいと思います。
JALカード(普通) | イオンゴールドカード | 楽天カード(普通) | |
保険適用条件 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡 | 1,000万円 | 5,000万円 | 2,000万円 |
傷害後遺障害 | 30万円~1,000万円 | 5,000万円 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | ― | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | ― | 300万円 | 200万円 |
賠償責任 | ― | 3000万円 | 2,000万円 |
携行品損害 | ― | 30万円 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 200万円 |
補償期間 | 90日間 | 30日間 | 3カ月間 |
やっぱ一番気になるのが「傷害治療費用」と「疾病治療費用」ですね。
というのも前回【海外旅行保険】に入った方がいいのはわかったけど「どのぐらい補償があればいいのか」分からなかったから調べたみたという記事を書いたのですが、その時調べた「実際に支払われた保険金」の傷害費用・疾病費用が2,200万円だったからです。(調べた中での最高支払額)
そう考えればクレジットカードの傷害治療費用・疾病治療費用は明らかに少なく感じます。それに実際保険金を貰うにはいろいろ条件があるみたいですし。
自動付帯と利用付帯
保険適用条件に「自動付帯」と「利用付帯」があります。私が持っているカードでしたら、
となっています。
その何らかの条件というのが、
のどちらかをカードで支払えば条件を満たすということです。
ただ、さらに細かく条件があるので確認する必要があります。
サイト 楽天カード 海外旅行傷害保険
子どもは適用されない
クレジットカードの海外旅行保険は子ども(18歳未満)には適用されない。というのは18歳未満の子どもはクレジットカードが持てないからです。
あくまでもクレジットカードの保有者に対して付く保険だということ。
ということは私みたいに子どもがいる家族で海外旅行する際はクレジットカードの海外旅行保険はあまりあてにならないのかな。でも、少しだけメリットはあるかも。
保険の合算
保険の合算ができるということです。
具体例として、
みたいな感じ。
以下が詳細です。
例えば「携行品損害」。
携行品損害では、保険のお支払対象となる期間中に、お客さまの持ち物(バッグ、カメラ、時計、衣類、旅券等)が盗まれる・壊れる・火災等の偶然な事故により損害を受けた場合、持ち物1つ(1個、1組または1対)あたり10万円(乗車券等である場合は合計して5万円)を限度として、その時点での価格(時価)、または修理費用のいずれか低い額をお支払いします
引用元:損保ジャパン日本興亜
仮に朝起きたら荷物全部盗まれたとします。
総額50万円の損害。
保険会社の海外旅行保険「携行品損害」が30万円しか補償してくれないとして、保険の併用で補償できなかった20万円分をクレジットカードの海外旅行保険で補填する。
ということも可能になるっていうことですよね。だから決して、クレジットカードの海外旅行保険は無駄ではないということが分かりました。
最後に
今回調べた結果を言うと、
「子供がいる海外旅行でクレジットカードの海外旅行保険はあまりあてにはならないけど、役立つときもあるので利用する価値はある」という結論を出します。
クレジットカード付帯の海外旅行保険はまだまだ知らないことがたくさんある。「少しでもお得に」そして「より安全」に旅行ができるようもっと調べなきゃいけないと強く感じました。
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