先日インフルエンザになって、4日間寝込んでいました。
久々のインフルエンザ。
「こんなにしんどかったっけ」って思うほど辛かった。
それでもなんとか回復して1週間ぶりに仕事に行く。
だけど、咳は止まらないし痰がからむ。
もともと私は咳が出やすい体質みたいで、以前百日咳になって本当に100日間咳をしていました。
念のため、病院に行き診てもらい薬をもらう。
その時もらったの薬が「漢方薬」でした。
漢方薬
漢方薬(かんぽうやく)は、日本で独自に発展した、漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品の総称。古代中国大陸においては、複数の生薬を組み合わせることにより、ある薬理作用は強く倍増する一方で、ある薬理作用は減衰すること(指向性の強化)が発見された[1]。その優れた生薬の組み合わせに対し、「葛根湯」などと漢方薬(方剤)命名が行われ、後世に伝えられた
引用:Wikipedia
私のイメージですが、漢方薬って副作用があまりなく、徐々に治してくれる体にやさしい薬かなって感じです。
漢方薬が使われる東洋医学は、森で例えるなら、
〈 森の中に1本枯れそうな木があった場合、森全体で治していく 〉
のに対して、西洋医学は、
〈 その枯れそうな1本の木をピンポイントで治していく 〉
ということみたいです。
で、病院でもらった漢方薬は五虎湯(ごことう)でした。
五虎湯(ごことう)
「五虎湯」は、漢方の古典といわれる中国の医学書「万病回春(まんびょうかいしゅん)」に収載されている咳止めの薬方です。気管支の痙攣を緩和したり、炎症を鎮める作用があり、顔を赤くしてせきこむような症状や気管支ぜんそくに効果があります。
熱により肺の潤いがなくなっていると考えるので、体が温まるとより症状が悪化する方、冷たいものを好む傾向がある方に適しています。引用:クラシエの漢方
咳止めの漢方って書いてあるので、病院で出されたんだと思います。
4日分もらって2日間飲んだのですが、症状が変わらない。
良くもならないし、悪くもならない。
そこで、漢方に興味が出てきましたので、ほかにないか調べてみました。
そしたら、竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)というのがありました。
竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)
「竹茹温胆湯」は、中国の医学書「万病回春(まんびょうかいしゅん)」に記載されている小柴胡湯+温胆湯の加減方です。長びく症状により、消化器の働きが衰え、消化・吸収がうまくいかなくなり、排出しきれない余分な水分が肺の働きを邪魔することで、せきやたんが多いなどの症状が生じます。
消化器の働きを助けると共に余分な水分をとることで、症状を改善していきます。引用:クラシエの漢方
見て下さい、パッケージを。
「かぜ、インフルエンザの回復期に熱が長引く、せきやたんが多くて眠れない」
とあるじゃないですか。まさに私のことです。
ネットで買おうが迷ったけど、すぐ欲しかったので薬局に行きました。
(行ったのは妻で、妻はさすがにこれはないだろうと思っていたみたいですけど、あったそうです)
早速飲みまして、様子をみました。
そしたら、五虎湯(ごことう)より効き目があった感じがします。せきは少しずつ治まり、夜もせき込むことなく寝れるようになりました。
ほかにも、せきやたんに効く漢方があります。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
「麦門冬湯」は、漢方の古典といわれる中国の医学書「金匱要略(きんきようりゃく)」に収載されている薬方です。粘膜や気道を潤し、からだに栄養を届ける機能を高める働きがあり、からぜきや、痰が切れにくく、のどにからんだりするときの咳、気管支炎に効果があります。熱によってからだの「水」(水分)を失い、乾燥している状態と考えるので、乾燥した環境で症状が悪化する方に適しています。
引用:クラシエの漢方
こちらも
「からぜきや、痰が切れにくく、のどにからんだりするときの咳、気管支炎に効果があります 」
とありますので、最初、竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)と迷ったのですが、竹茹温胆湯の方に「インフルエンザ」という言葉がありましたので、今回は竹茹温胆湯を購入してみました。
今だいぶ咳はおさまってきたのですが、まだまだたんがからむので、様子をみて麦門冬湯(ばくもんどうとう)を購入してみようかなって思います。
最後に
漢方も合う合わないがあるんだなって思いました。
せきやたんがなかなか治らなくて困っているようでしたら、一度漢方を試してみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。
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