家庭用蓄電池のみで家の電力量はまかないきれない

電気の自給自足は無理 太陽光発電
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 世界情勢により物価が上昇している。今までは物価が上昇していると言われてもそこまであまり気にはしてなかったけどさすがに今回は影響を感じる。特に「化石燃料」ガソリンのレギュラー価格が178円(2022年4月上旬現在)

化石燃料が高騰するととにかく家計の影響が半端ない。都市ガス、プロパンガス、灯油、そして電気。電気を作るのにたくさんの化石燃料を使いますからね。そして毎月のように上がる電気料金。

画像元:日本経済新聞

 こういった状況で気にし始めるのが「自然エネルギー」私たちが一番身近に感じるのはやはり太陽光発電システム(ソーラーパネル)ではないかと思います。

自分の家で電気を発電できれば少しは安心できるのはないかと考える人は少なからずいるのではないでしょうか。

さらには「蓄電池を用意して完全に自給自足できればなお安心じゃん」と私みたいに考える人も出てくると思います。そこで実際に太陽光発電システムを導入している私が検証してみました。

検証って言っても大したことではないんですが…

 どこまで電気料金上がるの?

値上げしたということは簡単には値下げしないよね。こうなったら一度太陽光発電を検討してみようかな。蓄電池は導入した方がいいのかな。一応見積もりだけ取ってみるか。

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1日の電気の最大使用量

まずは事前情報

我が家のデータ
  • 長野県在住
  • オール電化
  • 5人家族
  • 共働きのため昼間は家にいない

という状況で1日あたりの電気量を調べる。

2022年2月24日~3月23日の実績

参考資料:カテエネ

一番電気を使用した日は3月22日の【44.1kWh】

この日は雪マークがあり日中の最高気温も-0.5℃と低かったため暖房やら浴室乾燥機で服を乾かしたから電気の使用量が多かったんだと思います。一応目安として年間を通して1日の最高使用量ですが50kWh/日を越えたことがありません。

これをもとに電気の自給自足ができるかを考察します。

蓄電池の最大容量は15kWh前後

 国内で販売されている家庭用蓄電池で一番容量が多かったのがニチコンというメーカーの蓄電池で16.6kWhでした。

てかニチコンという企業をここで初めて知ったのですが東証一部上場で、コンデンサーの製造・販売では世界有数の会社なんですね。そしてニチコンは2019年までの国内の家庭用蓄電池の累計販売台数1位となっています。≫ ニチコンの家庭用蓄電システム

それで国内で販売されている蓄電池の最大容量が16.6kWhということはまったくもって電気の自給自足なんて夢のまた夢。だって1日の最大電気使用量が44.1kWhなんですから。

そもそも太陽光発電システムは天気に左右されやすいので自給自足なんて到底不可能です。「身も蓋もねぇこというな」って感じですよね…

それでも一応確認したかった。

自給自足は無理だが蓄電池を導入する価値はある

 私は蓄電池を導入して本当に助かった時がありました。それは大型台風がきて4日間停電になった時です。≫ 台風という災害がきて感じたことと次に活かすためには

 この時蓄電池があったおかげで夜も電気が使えたので、少しだけライトを付け(近所は停電のため真っ暗だったので気を使い)、スマホの充電やテレビからの情報、WiFiも使えるようになったのでネットからも情報を集めることができました。

昼間は昼間で台風一家が去ったということで晴れて太陽光発電システムが稼働していたので洗濯などもできました。

ただデメリットももちろんあります。基本夜間の安い時間帯に電気会社の電気を蓄電池にためます。なので停電時は昼間発電している電気を蓄電池にためることになるのですが、雨や曇りだったら発電しないし、冬 雪国でしたら雪が積もって全く充電しません。

ですので、このあたりをどう受け入れるかが大事になるかと思います。

5人家族オール電化だったら10kWh前後の蓄電池があれば安心するかな

我が家の蓄電池はSHARPの4.2kWh

太陽光発電システムを設置する時一緒に購入しました。太陽光発電システムの方はいろいろ計算して「これぐらい屋根に載せようか」とやり取りしたのに蓄電池はおろそかになってしまいました。

というより予算的に無理だった(;´∀`)

 停電しても毎日昼間晴れるという条件なら4.2kWhでも問題ないです。(4日間停電した時、運よく毎日晴れてくれました)

ですが、曇りや雨になったときは不安になります。なので感覚的に10kWhの蓄電池があればものすごく安心しますね。(10kWhあれば丸2日停電&昼間雨で発電しなくても2日間は持ちこたえる)

 それにこれから化石燃料がどうなるかわからない中で電気料金が上がり続けることを考えると蓄電池はあってもいいと思います。

ただいかんせん、費用がかかる。家庭用蓄電池は、総額(本体価格+設置費用)でおよそ75~250万円が価格相場です。実際私の場合は110万かかっています。だから躊躇ちゅうちょしてしまいますよね。

でも自治体によっては補助金がでるのでもう少し安く抑えられるかもしれないので一度調べてみてはいかがでしょうか。私の場合ですが、販売業者が自治体に補助金があるかどうか調べてくれて、さらにはその手続きをしてくれたので楽でした。

まあそれでもなんだか蓄電池って高いし損するんじゃないのって思う方はこちらを読んで参考にしてください。≫ 家庭用蓄電池を導入してから3年経ったけど本当に必要だったのか

ということで「蓄電池のみで家の電力量はまかないきれない」をお送りしました。

ではでは。

 どこまで電気料金上がるの?

値上げしたということは簡単には値下げしないよね。こうなったら一度太陽光発電を検討してみようかな。蓄電池は導入した方がいいのかな。一応見積もりだけ取ってみるか。

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【家庭用蓄電池】

太陽光発電システムの導入を検討している方は是非読んでください。

家庭用蓄電池って必要? 損するんじゃないの?

家庭用蓄電池を導入してから3年経ったけど本当に必要だったのか

 

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curobuchi

ガンコな私ですが、妻の尻にしっかりと敷かれて、子ども3人含む家族5人 仲良く暮らしています。
趣味はDIYですので、DIY情報も発信していこうと思います。
【保有資格】第二種電気工事士 日商簿記2級

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